月曜日, 8月 3rd, 2009
この前のブックカバーを被せていたのが、この本。
850ページぐらいあって、買ってはいたものの手に取るのに気後れしていました。
しかし読み出してみると、二本の線が織りなす物語にどんどんとはまっていきました。
私は通勤時間で読んだのですが、『白夜行』dayを1日設定して読み込んだ方が良いような小説だと思います。
10ページぐらい読んだ後は、時間さえ許せば、自然にページを開く手が進むのではないでしょうか。

ラストに疑問
純愛…
作者の思いは…その先。
尊敬しちゃう。
暇つぶしに最適
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金曜日, 7月 24th, 2009
高杉良の企業小説を読んでいると、大企業に勤められている方々も勝ち組とは呼ばれつつも、大変なんだなと思わされます。
実業務以前に社内調整とか、それ以前の派閥の論理とかに気を遣わないといけないのは、疲労感が残るだけの仕事じゃないですかね。
もっとも、いわゆる大企業と呼ばれるような上場企業で働いた経験がないため、あまり実感的なものはないのですが。
ただ、時々予想もしなかったキャラクターが男気ある行動を見せたりするのが、高杉氏の小説を読む楽しみの一つです。
自分が東京に住みだしてからは、舞台となる街の雰囲気がなんとなく伝わってきて、少しだけですが深く理解できるような場面も出てきました。香川県在住時には、どうもその土地の空気感の理解が十分ではなかったような気がします。
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火曜日, 7月 21st, 2009
恩田陸だったので、ファンタジー的な事とか、SF的な事が”絶対何かある!”と勝手に思い込んで読んでいました。
そのためか個人的にはあっさり終わってしまった感じ。
青春の一コマを切り取った感じなんですが、甘酸っぱい訳でもなく、懐かしさを感じる訳でもなく淡々と進むストーリーが不思議な感じでした。
ただ振り返ってみると、とても丁寧に作り込まれていた作品だったように思います。
ちなみに我が母校でも、この小説と同じような行事があるんですが、ほぼ記憶に残っておらず、それを意識してしまった事が悲しかったかなぁ……

ストレートな青春小説
きらきらした自慢の宝物を見せられた気持ち
友情の描写が秀逸
苦痛!
後味の良い小説
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木曜日, 6月 25th, 2009
酒見賢一のデビュー作。
新潮社のファンタジーノベルの第一回大賞作品なんですが、この本を読む前に入選作(?)である、岩本隆雄の『星虫』を読んでいまして、先にそちらに感動しまくっていた記憶があります。
それで、「なんで『星虫』が大賞じゃないんや!」と若干の憤りを覚えつつ手に取ったのですが、逆にどっぷりと酒見ワールドにはまってしまいました。
それ以来、古本屋で見かけるたびに手に取って読んでいるような気がします。
たぶん実家含めて何冊も持っているはず、、、
思えば「後宮」って物自体をぼんやりとしか知っていなかった歳からの付き合いなんで、独特の思い入れもあるのかもしれませんが、単純に「面白い!」と言う感想で済むエンターテイメント小説かなと思います。
しかし、最近話題の児童ポルノ禁止法には、この作品ひっかかってもおかしくないようなw
(まぁこの本に限らず、過去の文芸作品の取り扱いをどうするのかは興味のあるところですが)

最後までワクワクをくれる。
トンネルを抜けると
とりあえず読んでみて〜!!
清清しい大嘘ツキ
モチーフではなくてテーマがファンタジー
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金曜日, 5月 1st, 2009
新書ということで読みやすそうだったため手にとってみました。
本書のスタイル上、感想としては「はー、なるほどねー」以上の物はなかったのが正直なところなのですが、私の様に社会人常識があやふやな人間にとっては、お付き合いさせていただいている企業様のルーツなどが整理できて良いのではないでしょうか。
(恥ずかしながら日産と日立製作所が出身財閥を一緒にしている事を知りませんでした。。。)
幕末の勃興期と、戦後の財閥解体という大きな波があるので、企業小説などでも面白そうな物がたくさんありそうですね。
ちょっと探してみようと思います。

消化不良
何をテーマにしたのか絞りきれていない
新書らしい新書
日本の主要企業の曼荼羅図
戦前にすでに破綻していた鈴木財閥も取り上げられておりました。鈴木財閥に関してはこちらで知っていましたが、やはり熱いストーリーがありますねー。

天才たちの一生それは凡人などが及ぶものではないのかもしれない
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金曜日, 4月 24th, 2009

▲1995年初版と情報が古い事を承知の上で読んでみました。
個人的に「アウトドア」というキーワードに対する思い入れがあり、ビジネスで関わっている部分もゼロではないので、遊びではなくちょっと真面目に向かい合ってみるため開いてみたというところです。
(ただ、アウトドアという単語を使うのは少し恥ずかしい感じもします。私の場合は田んぼ遊び、山遊びの方がしっくりきますね)
本を開く前から承知していたつもりですが、やはり産業構造としてまだまだパイが少ないのが現実のようです。
本書の大きな流れとしては、オートキャンプに代表される年に数回の非日常的なアウトドアライフから、日常のライフスタイルとしてのアウトドアへの転換が起こりつつある事を前提として、市場の創出、産業化を行えるのではないかというものだったように感じました。
そのためあくまで「提言」であり、「指南」ではなかったのが少しもどかしかったです。
本書の発行から14年経っていますが、文中で述べられているような生活習慣の転換はまだ本格的の起きているとは思えませんし、その流れを加速させる何かが自分にできるようには思えないからです。
と言って、市場が勝手に活性化するのを待つのも、少し情けないので、現在のメインフィールドであるWebをキーワードになんとか関われないか模索中です。
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木曜日, 4月 23rd, 2009
ちょっと前に映画化が話題になっていたので手に取ってみました。
70年前の南京で何が起こっていたのか、加害者である日本でもなく、被害者である中国でもない第三者の視点で捉えた文書として貴重な資料であることは理解できましたが、当事者中の当事者であるラーベ氏の経験談は、逆に俯瞰的な状況の描写にはなっていなかった様に思います。
とはいえ、ラーベ氏が見識豊かな人物であり、さらに困難な状況の中事態を打開するべく行動を起こした事が、文章中から伝わり、資料というよりも読み物として感動を覚えました。
苦難の中でもユーモアセンスを忘れないラーベ氏の姿には、ノンフィクションである事が信じられないくらい、人としての精神力の強さを感じました。

ラーベが中立という無知か嘘の横行
映画の評判がいい
皆さん勉強しましょう
議論が低次元過ぎる
真実を知る上で衝撃の一冊です。
▲レビューが荒れていますね。いろいろ意見があるという事なんでしょうが、、、
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水曜日, 4月 15th, 2009
さっきの投稿書いてて、最新版の『菜の花の沖』カバーイラストが男前過ぎるのに気がついた。
個人的にツボにはまってしまったので、追加投稿。
5巻なんて、ロマノフ王朝の隆盛とか、サンクトペテルブルグでの華麗な王朝絵巻とかが、かなりのページ占めてたんですが、今の文春文庫カバーは↓これw

レビュー(中)
必要な脱線。脱線の面白さ。
歴史に「もし」はないけれど。
今に続く日本人の原型!
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水曜日, 4月 15th, 2009
久しぶりに司馬遼太郎。
なんだかんだ言ってやっぱり面白いです。
有名な「余談ではあるが、、、」で始まる司馬節も楽しみでしたが、今回の余談は過去最長クラスかも。
5巻なんてほとんど嘉兵衛出てこなかったもんなぁ。
小学校時代の学習で江戸時代が非常につまらなかった記憶があるのですが、この本をはじめ江戸物時代小説を読むと、文化が醸成されていく空気が感じられます。
やっぱり平和な時代というのは大事な物ですね。
↓今の文春文庫のカバー男前過ぎw

余談が長く、多い
レビュー(上)
ちょっと長すぎるけど、されど、司馬遼太郎
久しぶりに読み直しても面白い
冗長だが特徴のある時代小説
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水曜日, 4月 8th, 2009
小学校の頃に習った「白紙に戻す遣唐使」
菅原道真による遣唐使廃止の申し立てだったと記憶しているのですが、当時の先進国中国に使いを出すのを辞めてしまう道真って馬鹿なんじゃないの?と小学生ながらに思っていました。
しかし年月が過ぎ大人になった今、日本が東アジアの中で(中国による)中華思想に染まる事なく独自の文化を持った国へ発展したのは、もしかして道真公の判断の影響があったのかな?と思うようになっていました。
そこで、そもそも遣唐使という物がなんだったのか知りたくこの本を手にとりました。
感想としては、この本を読んだだけでは早計には言えないのでしょうが、それほど道真の影響はなかったんでしょうかね。
道真に割かれているページもごく一部です。
歴史の大きな流れは、一人の官僚の判断程度で左右される物ではないという事でしょうか。
逆に、一個人の判断が時代の潮流を変えたような事例を知りたくなってきました。

遣唐使の概要がつかめる
知ってるつもりの遣唐使の実態
概説としてよく出来ています
異文化交流、日本古代外交の実態をここに見る
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